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記者:上海アルターネット事務局 |
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先日、上海市の浦東地区にある上海科技館(上海科学技術館)を見学してきました。
科学技術館です。 細胞や遺伝子等の展示ブースやロボット関連、宇宙に関する展示ブース等が存在しています。 また、観客参加型のアトラクション等もあります。 私は、今回初めての訪問でしたが、2001年12月18日のオープン以来、平日は学校の社会科見学など、 休日は家族連れなどで連日賑わっているところです。 総建物面積が9万uある広い科技館のため、全てのブースに関してご紹介出来ませんが、 印象に残った数点をご紹介いたします。 まずは、家族連れでも楽しむことが出来そうなお勧めブースから・・・ 『科学映画館』 科技館の中に4つの映画館があり、3D映像や4D映像を体験することが出来ます。 ◆IMAX立体巨幕シネマ (場所:地下1階) IMAXとは「Image Maximum」の略称で3Dの立体映像を体験することが出来ます。 「恐竜の立ち返り」や「月球散歩」などの映像を3D用のゴーグルを掛けて鑑賞します。 中国で初めて出来た3D映画とのことです。 ◆IWERKS4次元シネマ(場所:2階) IWERKSとは米国Iwerks Entertainment社(ディズニースタジオの映像設備を手がけ た方々が興した企業)が提供する映像システムの総称です。ここでは海賊をテーマに した4D映像を鑑賞出来ます。4Dの衝撃、感動は言葉では言い表せません・・・。 興味の有る方は実際に体験してみてください。 ◆IMAX球幕シネマ(場所:地下1階) 巨大な球体の中で上映する映画館です。「ナイル川の謎」という映像に合わせて球体が 動き、振動や衝撃を体験しながら鑑賞することが出来ます。日常生活で味合わない動き をするので乗り物に弱い方にはちょっとお勧め出来ません。 ◆宇宙シネマ(場所:3階) NASAの最新映像を基にした全編CGの映像です。こちらは、3Dや実際の衝撃など を体感することが出来ませんが、CG映像による迫力感を味わうことが出来ます。
『ロボットの世界(2F)』 ここでは、ピアノを弾くロボットや絵描きロボット等いろいろなロボットが展示されています。
中でもお勧めは、実際にロボットと碁の勝負をしたり、射撃ゲームをするブースです。 私はロボットと射撃の試合をしました。初めに教官(館内スタッフ)から射撃方法を教えてもらいましたが 中々難しかったです。 結果は、言うまでもなくロボットが勝ちました。 コンピュータプログラムで必ず中心に当たるように設定されていたためです。 それでも日常では味わえないことなので十分楽しませていただきました。 他にもこんなブースがあります・・・ 『視聴楽園(1F)』 ここは、展示面積が約1100uあり、映像・音声技術を駆使した様々な展示品があります。 ロボットが上海の文化について説明をするブースや体感アトラクションなどもあります。
中でも印象に残った展示ブースは、写真にある番組収録スタジオです。 私が見たときは、ちょうど子供がステージ上で歌ったり、踊ったりしていました。 それをテレビカメラで撮影しており、実際のテレビ収録の感覚を味わうことが出来ます。 『人と健康(3F)』 ここでは、健康に関する展示品や体験コーナーがあります。 人体模型を使ったショーでは食べ物がどのように消化されていくか等を説明してくれます。 身体測定コーナーでは、実際に自分の身体について様々の測定をすることが出来ます。 他にも卓球、ボクシングなどのスポーツ実践コーナーがあります。
上記で紹介したブース以外にも「生物万象」、「地殻奥秘」や「CAD/CAM教室」など、いろいろあります。 休日は大変混雑しているので全部を見ることは出来ないかも知れませんが、上海にお越しの際、 時間がありましたら是非一度訪問してみてください。 最後に、私は上海に住んで居ますが今回が初めての見学でした。 最新の電気機器や最新技術を目の当たりにし、いろいろと勉強にもなり、 大変楽しいところでもありました。 また今度時間があるときに今回は混雑していたため、行くことが出来なかったブースへ、 改めて行きたいと思います。 開放時間: 火曜日〜日曜日 9:00〜17:15 ※月曜日休館(国家休日を除く) 場所: 中国上海市浦東新区世紀大道2000号 電話番号:86-21-68622000
交通: 地下鉄2号線「上海科技館駅」下車4号出口 徒歩3分 地下鉄4号線「浦電路駅」下車 徒歩5分 チケット:
※最初にご紹介した映画館の鑑賞に関しては、別途料金が掛かります。 |
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次回の中国紀行をお楽しみに・・・ | ||||||||||||||||||||||
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2009年04月17日掲載
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